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寄り前の判断:「米株全面安がネック、要観察」

朝5時の米市況は厳しかった。
ダウ▲0.63%、ナスダック▲0.13%、S&P▲0.38%、SOX▲2.72%。4指数がすべてマイナスだった。
一方でVIXは17.07と落ち着いており、CME日経先物は+4.57%と強い。ドル円も156.80円と円安方向で安定していた。
6条件中クリアは約67%の「要観察」判定。
このとき自分の仮説はこうだった。
「63,500円の高値更新翌日は、上値を一度伺うが63,000円の壁は固く、その後ジリジリ下降する」
根拠は「停戦期待による昨日の急騰はあったが、それ以外の追加材料が乏しい」というもの。
注目ポイントは「昨日の波に乗った機関投資家がどのあたりで手仕舞いするか」だった。
9:00〜9:15:長い上ヒゲが警戒サインを出した

寄り値は62,527円。先物62,460円。
寄り付き直後に実体の5〜6倍ある長い上ヒゲをつけた。
62,500円あたりに厚い売り板が控えており、上から空売りで攻める動きが透けて見えた。
9:15のチャートでは寄り値こそ62,691円と更新していたが、出来高は薄く、5分足の形状は上ヒゲ・失速。
62,500円がレジスタンスとして機能していた。ドル円は156円台で安定しており崩れはなかったが、昨日の材料の続きを引き継ぐような主役セクターの強さはなかった。
エントリー判断:見送り。
前場引けの結果:見送り正解、仮説は外れた
前場最終値は62,169円(▲0.31%)。結果だけ見れば「見送り正解」だった。
ただし仮説は外れた。
自分は「ジリジリ下降」を読んでいたが、蓋を開けると9:15から10時にかけて62,800円まで上昇し、そこから62,226円に落ちて前場を終えた。下値は思ったより固かった。
後場はさらに反発し、終値62,713円。日足では長い下ヒゲをつけて終了した。
下方向への圧力を過大評価し、下値の強さを読み切れなかった——というのが正直なところだ。
仮説→検証→修正。このサイクルが投資力を高める
今日の相場を振り返ると、一つ気づきがある。
エントリー条件のクリア率が67%の「要観察」水準では、90%以上でないとエントリーに踏み切れないと考えるのが妥当かもしれない。
昨日の停戦期待のような「大きな一点材料」が翌日も続く場面では、米株全面安という逆風が無視されることがある。
材料の勢いが残っているあいだは、条件③がNGでも別の判断軸が必要な場合があるということだ。
仮説は当たらなかった。でも「なぜ外れたか」を丁寧に追うことで、次の判断が一つ精度を上げる。
仮説→検証→修正する。このサイクルを回し続けることが、投資力を高める唯一の道だと思っている。
来週の決算に向けたポジション確認
来週は保有銘柄の決算が集中する。
- 中央可鍛工業(5607):5月11日
- 東京機械製作所(6335):5月12日
- 大村紙業(3953):5月14日
今日の中央可鍛は一時+7,800円まで含み益が膨らんだが、大引けで±0に戻って終了した。
過去にも同じ現象が何度かある。なぜ起きるのか——出来高の薄い銘柄特有の、引け際の需給の歪みかもしれない。
引き続き観察する。
決算内容次第では失望売りが出る可能性もある。
清原式の本筋は長期保有だが、決算通過後のシナリオは事前に想定しておく。
