朝の気づき
1日5キロ、1週間で20キロくらい、朝走ってる。
理由は足腰にいいとか、心肺機能が上がるとか、それなりにあるんだけど、正直に言うとランニング自体は全く楽しくない。それでも続けてるのは、無料で圧倒的に投資効率がいいから、そのくらいの理由。
今朝も同じように走ってた。ガーミンの165ランニングウォッチをつけてて、距離、ペース、スピード、心拍数が表示される。その中で一番気にしてるのが心拍数。今の自分にとっては140前後がちょうどいい強度で、その心拍数をいかに抑えて、長く、早く走れるかが、自分の中でのランニングの成長の目安になってる。
そんなことを考えながら走ってたら、ふと「無意識」という言葉が浮かんできた。
無意識という言葉
心拍数を気にしなくなった先に、成長があるような気がする。
今は140前後を必死に意識してるけど、いずれこの数字を気にしなくても、体が勝手に一番効率のいいペースを刻むようになるんじゃないか。そうなったとき、たぶん自分は今より強くなってる。
株トレも同じことが言えないか、とふと思った。銘柄分析をするとき、自分は「なぜ?」を毎回トーチみたいに掲げながら、ひとつずつ確認してる。この積み重ねの先に、無意識に感じるものが出てくるんじゃないか。そんな予感がした。
浅香工業でやってみたこと
最近、AIを使った企業分析に、正直マンネリを感じてた。
Obsidianを第二の脳にして、蔵 (Claude)や茶 (Chat GPT)やジェミ丸 (Gemini)に有報や短信、株主総会の内容を分析させて、その結果を企業分析NOTEに書かせる。この一連の流れが、いつのまにか作業になってた。
だから浅香工業では順番を変えてみた。
先にAIに投げるんじゃなくて、自分で手書きのメモを取りながら、自分の中の「なぜ?」を最上位に置いた。スコップの国内シェア50%って、なぜ?創業350年って、他社に真似されない技術があるということなのか?そういう問いを先に自分の手で書き出してから、蔵に投げた。そこから何度か壁打ちして仕上げたのが、今の浅香工業のObshidianのNOTE。
出来上がったNOTEの中身自体は、たぶんいつもとそう変わらない。でも、自分の理解度は明らかに違う。前よりイメージがしやすいし、どの価格帯で何株買うかという具体的な購入計画まで、自分の頭で立てられた。
でも、しんどい
浅香工業と同じことを、毎日2社ずつやるのは正直しんどい。
- 1つは自分のNC銘柄
- もう1つは清原さんの保有銘柄。
この負荷が軽くなるとしたら、たぶん唯一の道は、調べるべき数字が無意識に浮かび上がってくる段階にたどり着くことなんだと思う。
清原さんが本の中で「無意識に買っていた」と書いてた一文があった。たぶん、そのレベルのことなんだと思う。
正直に言うと
ここまで書いてきて、自分の中でちょっと引っかかってることがある。
無意識の話も、浅香工業でやった手書きメモの話も、たしかに実感としてはあった。でも、この気づきに飛びつきたい気持ちの裏に、別の理由があることも自分では分かってる。
今年から清原式をはじめて1年というスパンで考えると、今はちょうど三分の二くらいの地点にいる。正直、まだ結果が出てない。だからこそ、この「無意識」の気づきを、何か成果みたいなものに結びつけたい自分がいる。それは否定できない。
清原さんの『わが投資術』は30万部売れたベストセラーで、書評を書いてる人もSNSにたくさんいる。でも、実際に自分の資金を張って、何ヶ月も実践してる人は思ったより少ない気がしてる。だとしたら、多くの人が自分と同じところで引っかかってんじゃないかな。読んで納得することと、含み損を抱えながら握り続けることの間には、思ってる以上に大きな壁がある。
たぶん、ここが最初の関門なんだと思う。
ここを越えられないと、いい銘柄を見つけても握力が弱くて手放してしまったり、「よし」と思った銘柄に集中投資する力がつかない気がしてる。これはあくまで自分の感覚だけどね。
それでも
結局、清原さんに近づく道筋なんて、今の自分にはまだ分からない。分かってるのは、企業分析を武骨に、コツコツこなすしかないってことだけ。
それって、全然楽しくないのに毎朝走ってるのと、似てるよね。
無意識は、たぶんゴールじゃない。コツコツの先にしか、来ないものなんだと思う。
筋トレだって、一足飛びに肩はデカくならない。ランニングだって、明日から急に速く走れるようにはならない。分かってるはずなのに、株トレだけは早く結果を求めてしまう自分がいる。
8ヶ月やって結果が出てないことに苛立って、夜中に目が覚めるくらいには、体にまで出てきてる。
今日、この文章を書いたからって、何かが変わるわけじゃない。でも、コツコツやるしかないってことを、自分自身への戒めとして、ここに書いておく。
