チャーリー・マンガーは「狭く、深く、そして大きく張る」と言う。 そして「全知の才は不要で、ごく一握りの見識を生かせばいい」。
しかし自分は、割安小型株をやると決めているのに、 一社一社を徹底的に掘り下げているわけではない。
企業分析は、決算短信・有報・株主構成・BS・事業内容……同じパターンの繰り返しに見える。
正直、つまらない。

もっともらしいが、成長の過程では“好きなことだけ”やっていればいいわけではないと思う。
筋トレは同じ動作の反復で面白くない。 肩の日は15kg×70回×15セット。
ランニングはさらに単調で、ランニングハイなど一度もない。 それでも、1kmのタイムが少しずつ縮まると嬉しい。
投資も同じで、 企業分析はパターンのオンパレードでつまらない。 それでも、最近少し変化が出てきた。
時価総額が「株価×発行済み株式数」だと、頭で考えた数字つながるようになってきた。
さらに、(流動資産+投資有価証券×70%-負債合計)÷時価総額でNC比率を見る、という考え方も、BSを見れば数字が分かるってきた。
以前は、ただの数字だった。かと言って、面白くなったわけではないし、好きになったわけでもない。
ただ、つまらないことを繰り返しているうちに、少し分かるようになってきたレベル。
筋トレも、ランニングも、株トレも、地味でつまらない。それでも続けると、以前できなかったことができるようになる。
- 筋トレ:重量が軽く感じ、回数が増える
- ランニング:1kmのタイムが縮まる
- 株トレ:BSを見るのが前ほど嫌じゃなくなる
この「少しできるようになった」という感覚が、続ける原動力になっている。
マンガーの言葉を読むと、まだ深掘りが足りないと感じる。 茶の「好きなことだけ深掘りすればいい」はやはり甘い。
- 好きではない。
- 面白くもない。
- それでも繰り返す。
その反復の中で、少しずつ力がつく。
そしてある日ふと「この分野を少し分かってきたかも」と思える瞬間が来るかも。 そこから初めて「狭く、深く」が始まるのだと思う。
自分にとって今の株トレは、子供の頃に嫌いだったピーマンに似ている。見ただけで反射的に「NO」だった。今も特別好きではない。でも、食べ続けているうちに、少しずつ味が分かってきた。
それでも、マンガーのレベルには程遠い。
今日は、いつもの5キロではなく10キロ走る予定。
ほんの少しだけ前に進むために。
