トレード日誌

トレード日誌2026年5月15日|仮説通りの全面安と、エントリーしなかった理由

📊 前場判定|朝5時のマクロチェック

朝5時にWorldmarketのスクショを確認。

Screenshot

結果はこちら。

指標判定
ダウ50,063 +370
ナスダック26,635 +232
S&P5007,501 +57
SOX(半導体)12,073 +55
VIX17.30 -0.58
ドル建て日経平均397.80 -0.83%
ドル円158.354 +0.30%
米金利10年4.479 +0.18%⚠️

米国4指数は全プラスで、表面上は悪くない。

ただし一つ、気になる数字があった。

ドル建て日経平均が-0.83%。

米国株が強いのに、日本株だけが外人投資家に売られている。円安のおかげで円建て指数は強く見えているが、ドルベースで見ると実態は弱い。これがひっかかった。


✅ 6条件チェック|スコアは60%

私のエントリーには6つの条件がある。

条件判定備考
①米市況全プラス4指数全てプラス
②VIX 20以下17.30
③金利・ドル円ヨコ〜上目線⚠️米金利+0.18%とやや上昇
④ゴールド・BTCヨコ〜上目線BTC+2.62%が牽引
⑤ドル建て日経平均+0.5%以上-0.83%でマイナス
⑥9:15以降の高値更新未判定

条件クリア:60%。

ルール上、80%以上でなければエントリーしない。この時点で答えは出ていた。

「今日は見送り。9:15で高値を更新したとしても、それは確認するだけでいい。」


📝 寄り付き前の仮説

正直に書いておく。

原油・日米金利高、ドル円円安傾向で寄付きは上に見せかけ、午後からジリジリ下がる昨日のパターンを予想。

根拠はシンプルで、米中首脳会議は既に織り込み済みで新たな上昇の牽引力が見当たらない。SOXもやや一服感がある。裁定買い残の減少は需給改善を示しているが、それが実際の上昇につながるにはもう少し時間がかかると見ていた。

つまりこの時点で仮説は弱気、条件スコアは60%。2つともエントリーを否定していた。


📈 9:15|チャートを見て何が起きたか

9:10の時点で日経225は高値をグイグイ更新していた。

その動きを目の前にして、私はエントリーした。

朝に書いた仮説を。
条件スコア60%という数字を。
全部、チャートの動きが上書きしてしまった。

マーク・ダグラスが言う「今この瞬間の相場に引きずられる」という現象そのものだった。視覚情報は、頭の中にある仮説より圧倒的に強く作用する。

その後、違和感を覚えて指値をキャンセルした。


📉 後場終了|結果は日経-1,244円の全面安

後場が終わってみると、日経平均は-1,244円の全面安だった。

「あっもったいない」と思ったのが、9:24に63,100円から相場が反転上昇した瞬間。あのまま入っていたらと、一瞬だけ後悔した。

しかし後場終了後、その感情は完全に逆転した。

朝の仮説は正しかった。

午後からジリジリ下がるどころか、-1,244円の急落。条件スコア60%でエントリーしなかったことも正しかった。見送りは完全な正解だった。


🔍 今日の壁打ちで整理したこと

後場終了後、いつものようにデイリーノートを元にAI清原達郎アナリストと壁打ちをした。3つのテーマで整理する。

① なぜ仮説と行動がズレたのか

朝の時点で「条件60%・要観察」「ドル建て日経マイナス」と正確に読んでいた。

それでも9:15のチャートで高値をグイグイ抜く動きを見た瞬間、仮説が飛んだ。

答えは単純で、目の前の視覚情報が頭の中の仮説に勝った。それだけだ。

② キャンセルして正解だったか

63,100円からの反転上昇を見て「もったいない」と思った。

だが後場終了後に-1,244円の全面安という結果を見れば明白で、キャンセルは正解だった。

ただ「正解だったのに損した気分」になったのは、仮説への信頼よりチャートへの反応のほうが、まだ強いということかもしれない。

③ 次回同じ状況で何を判断基準にするか

今日の本音を正直に書く。

「指値を一度入れると週末調整以外触れない。だから何もせず、儲かりもせず、凪状態で過ごしたかった。」

たぶんそれが本当の動機だったと思う。

次回からの判断基準はシンプルに一つ:条件スコアが80%未満なら、チャートを見ても触らない。

チャートを見る前に、すでに答えが出ている状態にしておく。それだけ。


🗂 今日の裁定残高トレンド

日付裁定売り残裁定買い残需給判断
5/740,464821,457⚠️ 買い残増加
5/830,563814,190✅ 買い残減少
5/125,880769,405✅ 買い残減少
5/155,880769,405✅ 買い残減少

5/7から5/12にかけて、裁定買い残が約52,000千株減少している。現物への売り圧力は徐々に低下しており、需給面での改善傾向は続いている。

ただし今日の結果を見ると、需給改善が実際の上昇につながるにはまだ時間がかかりそうだ。


📌 本日のまとめ

今日の収穫は損益ではなく、3つの確認だった。

  • 朝に正しく読めていた
  • 条件スコアが機能した(エントリーを弾いた)
  • 結果が仮説を証明した

問題は一点。チャートを見た瞬間に仮説を忘れたこと。

次回は「条件スコアが80%未満=答えは既に出ている」という状態でチャートを見る。それだけを徹底する。


相場で怖いのは負けることではない。
正しく読んでいたのに、目の前の動きで上書きしてしまうことだ。

記録し、検証し、修正する。それを積み重ねるしかない。📓