デイトレードで最も値動きが激しく、チャンスが集中するのが「寄り付き後30分」。
特に前日にストップ高をつけた銘柄や材料株は、個人投資家やアルゴが群がるため、短時間で大きな利益チャンスがあります。
この記事では、寄り付き直後に特買いが入った銘柄に対する「押し目型対応」を中心に、朝の30分で利益を狙う3つの型を備忘録としてまとめました。
目次
■ 取引対象:前日ストップ高 or 材料系人気株
前日にストップ高をつけた銘柄や、新興市場で話題の材料株から10銘柄ほどを選定
寄り前に「特買い連発中の銘柄」や「板が飛びやすく軽い銘柄」をチェック
板と歩み値を使って、寄り付き直後の値動きの癖をイメージしておくことが重要
■ 朝の30分で狙う「3つの型」
【型①】特買い連発 → 押し目 → 上昇型(王道パターン)
特徴:
寄り付きが9:10〜9:15とやや遅め
寄り直後に陽線をつけるがすぐに押される
VWAPや移動平均線で一度下げ止まり、下ヒゲを出す
エントリーポイント:
1分足 or 5分足で下ヒゲ陽線が確定したらIN
出来高と歩み値に再び強さが出たら、陽線高値越えで再エントリーも検討
利確目安:
5分足2本分で利確
高値更新+勢いが継続するならもう1本粘る
損切り基準:
エントリー足の下ヒゲ割れで即撤退
【型②】ギャップアップ → VWAPタッチ → 上昇型
特徴:
朝一で高く寄り付くが、その後落ち着きVWAPまで下がるパターン
押し目での下げ止まりに注目
エントリーポイント:
VWAP付近での下ヒゲ陽線を確認してIN
板・歩み値で強さが継続しているかをチェック
【型③】寄り直後から連続陽線 → 勢いブレイク型
特徴:
出来高が強く、板が一気に飛ぶパターン
押し目を待たずにエントリーするスピード勝負型
エントリーポイント:
高値更新で飛び乗る(ブレイクイン)
利確タイミング:
1本目の陰線で即利確を意識
■ まとめ
朝の30分は一瞬の判断が勝敗を分けます。
その中でも、「特買い → 押し目 → 上昇型」は成功率が高く、再現性もある王道の形。
✅ エントリーの鍵は“下ヒゲ陽線+出来高+歩み値”
✅ 欲張らず、利確は5分足2本を基準に
✅ 寄り付きの勢いを見極める力は板・歩み値の観察で鍛えられる
特に“寄り付き高値→その後押し目”という流れは多くの人気銘柄に共通しているので、日々の検証と反省が武器になる。
■ アドバイス(from チャッピー)
板が軽すぎる銘柄は“飛び乗り→急落”が起きやすいので、板と出来高のバランスを確認しよう
ギャップアップの銘柄は、寄り後に一度調整が入る可能性が高いので「いきなりIN」は控えめに
エントリーを見送る勇気もトレーダーの武器。見てるだけの日があってもいい