― 相場が壊れた時に、考えずに拾うためのメモ ―

相場は静かな時ほど油断を誘い、
壊れる時ほど人の思考を奪う。

だからこのページは、
「判断不能な相場」で使う非常時マニュアルとして固定する。

やることは決まっている。

  • ニュースは見ない
  • 市況解説は読まない
  • 未来を予測しない

あらかじめ決めた銘柄を、
あらかじめ決めた価格で拾うだけ。


資産バスケットとは

ココがポイント

最悪の相場でも「死なずに残る会社」を、
投げ売られた瞬間だけ拾うための箱

ここに入れる条件はシンプル。

  • 潰れない
  • 現金がある
  • 解散価値に近い価格まで捨てられる

「割安」では足りない。
“捨て値”になった時だけ意味がある。


資産バスケットA

― 大暴落時に必ず拾う主力 ―

ココがポイント

Aは「価格が壊れたら自動で買う箱」
考えない ⇒ 迷わない ⇒ 指値は常設。

目安条件:

  • 時価総額:20〜500億
  • NC(ネットキャッシュ)比率:≧1(または極めて近い)
  • PER:10倍以下(目安として)
  • PBR:1倍以下
  • 清原式:資産 > 期待

 

資産バスケットAは、以下の2タイプに分かれる。

  1. 資産アンカー型(指数崩壊)
  2. 事業アンカー型(業種崩壊)

資産アンカー型(指数崩壊)

ココがポイント

資産が株価の下限を決め、何も考えず拾っていい。

 

5607 中央可鍛工業

  1. 理由:指値500円時の時価総額は約78億円。NCに加えて、愛知県の本社工場などの膨大な「含み益のある不動産」を考慮すると、事業価値(EV)は実質ゼロ以下。
  2. 根拠: 2025年中間決算ベースのNC(現預金+有価証券-有利子負債)は約58億円
  3. 指値:500円

企業分析リポート:中央可鍛(カタン)工業(5607)📝

 

3504 丸八HD

  1. 理由:指値900円はPBR0.3倍台。これは「100円の現金が入った財布を30円で買う」のと同じ。万が一、寝具事業が赤字転換短期理由🙆‍♂️構造的な理由❌。
  2. 根拠:保有する現預金と投資有価証券の合計が、時価総額を大きく上回る**「ネットネット指数」が1.2倍超。**
  3. 指値:900円

企業分析リポート:丸八ホールディングス(3504)📝

 

5458 高砂鐵工

  1. 理由:指値880円はPBR 0.35倍以下。 支配株主の安定性、資産価値だけで株価の約3倍の裏付けがある。 但し、流動性リスクあり。
  2. 根拠:筆頭株主(日鉄)の安定感、1株純資産(BPS)は2,500円を超えている。
  3. 指値:880円

企業分析リポート:高砂鉄工【資産銘柄】📝


事業アンカー型(業種崩壊)

ココがポイント

事業が続く前提。資産+収益で耐えるタイプ。

 

7241 フタバ産業

  1. 理由:借金返済で体質改善が明確、PBR0.7倍台でも割安。
  2. 根拠:900円は財務的に耐えられる価格帯。
  3. 指値:900円

🛡️ 企業分析リポート:フタバ産業(7241)📝

 

8935 FJネクストHD

  1. 理由:都心マンション × 高配当、自己資本比率69%、賃貸管理でストック収益が盤石。金利上昇による業種崩壊の可能性を要注意する。
  2. 根拠:自己資本比率69%、配当は副産物。
  3. 指値:1000円

企業分析リポート:FJネクスト「清原6冠」📝

 

2112 塩水港精糖

  1. 理由:砂糖の需要は景気に左右されない。指値400円は、過去数年のボトムライン、東証の「PBR1倍割れ改善要請」という追い風がある。
  2. 根拠:ネットキャッシュが豊富で、PBRは依然として0.5倍近辺。
  3. 指値:400円

企業分析リポート:塩水港精糖「資産・防御型銘柄」📝

 

5697 サンユウ

  1. 理由:指値520円はPBR0.4倍以下。NCも豊富で、財務は鉄鋼業種の中でもトップクラス。 東証の低PBR改善策の対象条件を満たしている。
  2. 根拠: 資産価値: 1株純資産(BPS)は1,300円を超えている(2026年1月現在)
  3. 指値:520円

企業分析リポート:サンユウ「資産配当銘柄」📝


資産バスケットB

― 壊れた瞬間だけAに昇格 ―

ココがポイント

Bは「安くなったら拾う箱」ではない。
暴落時にAの条件を満たした瞬間だけ、一時的に主力へ昇格。

昇格条件:

  • PBR 0.5以下
  • ネットキャッシュ水準(NC≒1)まで低下
  • 信用残の減少 or 投げ出来高
  • 下落理由が需給のみ

 

対象銘柄:

  • 8572 アコム
  • 8881 日神グループ
  • 7246 プレス工業
  • 5363 TYK
  • 9313 丸八倉庫

資産バスケットC

― 潰れにくいが、監視止まり ―

  • 6743 大同信号
  • 5367 ニッカトー
  • 4234 サンエー化研
  • 8515 アイフル
  • 5287 イトーヨーギョー

良い会社でも、
暴落時にAの条件まで落ちてこなければ拾わない。


出口戦略

  1. 資産バスケットA → 原則3〜5年保有
  2. 資産バスケットB・C → 株価2〜3倍で段階的に手仕舞い
  3. 利確は価格 ❌ → 歪みの是正の有無で判断

このページの使い方

  • 相場が急落した時だけ開く。
  • ニュースを見る前にここを見る。
  • 感情が動いたら売買を止める。

これは勇気を出すための文章じゃない。
余計なことをしないための安全装置。

<< 相場は制御できない >> 

でも、
拾う銘柄・順番・価格だけは制御できる。

【番外編】2389 オプトエレクトロニクス

ココがポイント

子会社化よりも新規上場として考える

  • 理由: エイサーとの提携による成長余力 + 豊富なネットキャッシュ。
  • 根拠: 期待が剥落した「資産価値」の底値。利確後の再エントリーのため、心理的余裕を持って「壊れる」のを待つ。
  • 指値:280円(一本釣り)今回の増資価格(273円)が下値支持線

企業分析リポート:オプトエレクトロニクス - 📝

2026/01/17