個別株分析

企業分析リポート:住友化学(4005)

― 清原式では買わない。でも「日本式ボランティア企業」の教科書銘柄 ―

■ 結論から言う

住友化学は――

清原式・長期リバウンド(2倍狙い)銘柄ではない
「日本式ボランティア企業」からの脱却を観察する代表例

この位置づけを間違えなければ、
今の住友化学は“かなり面白い局面”にいる🔥


■ 株価・バリュエーション(2025年末時点)

  • 株価:445円

  • 時価総額:約 7,400億円

  • PER:16.2倍

  • PBR:0.76倍

  • 配当利回り:2.69%

  • 自己資本比率:26〜28%台

一見すると👇

🤔「割安だけど重い」
🤔「清原式の条件には合わない」

その通り。
でも“割安の理由”を読み違えるとチャンスを逃す。


■ なぜ清原式では対象外なのか?🧮

清原式の核心👇

  • 小型(時価総額20〜500億)

  • ネットキャッシュ

  • 自己資本比率40%以上

  • MBO・資本イベント余地

住友化学は👇

❌ 規模がデカすぎる
❌ 財務レバレッジ高め
❌ MBOの現実性ゼロ

👉 「ダメ会社を拾う」清原式とは完全に別ジャンル

ここはブレない。


■ それでも今、住友化学を見る理由👀

📉 最悪期はすでに通過した

2024年3月期

  • 営業損失:▲4,888億円

  • 市況悪化+構造問題が一気に噴出💥

2025年3月期(実績)

  • 営業利益:+1,930億円(黒転)

  • 営業CF:+2,330億円

  • フリーCF:+3,182億円

👉 完全に底打ち確認

これは数字が語ってる📊


■ 注目ポイント①

「売上が減ってるのに、利益は出ている」📉➡️📈

2026年3月期会社予想

  • 売上高:▲12.1%

  • 営業利益:▲17.1%

  • 最終利益:+16.6%

これ、かなり重要👇

😎
「量を追う経営」

🔥 「利益を残す経営」への転換

日本式ボランティア企業が
**最初に出す“変化のサイン”**がこれ。


■ 注目ポイント②

営業利益率がまだ“低すぎる”🤯

直近の営業利益率👇

  • 四半期で 3〜14%をウロウロ

でも事業内容を見ると👇

  • 農薬

  • 半導体材料

  • 機能化学

👉 世界的に代替が効きにくい分野だらけ

海外大手なら👇

🌍 営業利益率 15〜20% が普通

つまり👇

💰 値上げ余地
💰 製品ミックス改善余地
💰 価格戦略の伸び代

全部、まだ残ってる🔥


■ 住友化学は典型的「日本式ボランティア企業」🇯🇵

特徴を整理👇

✅ 技術・事業は世界水準
✅ グローバル売上あり
✅ 顧客の切替コストが高い
❌ 価格に遠慮
❌ 利益率が低い
❌ “誠実すぎる”経営

👉 世界から見たら「安く売りすぎ」


■ M&Aされるのか?🦈

結論👇

ほぼない

理由👇

  • 規模が大きすぎる

  • 事業ポートフォリオが広すぎる

  • 国策・系列色が強い

👉 買われるより“自力で覚醒する側”


■ 株価はどこまで戻る?📈

正直に言う👇

  • 445円 → 900円(2倍)
    👉 短中期では現実的じゃない

でも👇

  • 営業利益率が10%台で定着

  • 配当の安定・増配

  • 決算説明で「付加価値」「価格最適化」が増える

この流れが揃えば👇

📈 PBR 0.76 → 1.1〜1.2
📈 株価 600〜700円台

👉 “再評価相場”は十分あり


■ 住友化学の正しい付き合い方🧭

❌ 清原式2倍狙い
❌ イベントドリブン

日本式ボランティア脱却の観察銘柄
大型・資産バスケットの一角
値上げ転換点を読むための教材


■ まとめ🔥

住友化学は

💬
「安すぎた」
「広げすぎた」
「ようやく“普通”に戻る途中」

の会社。

爆発力はない。
でも、日本企業が“覚醒するプロセス”を
一番わかりやすく見せてくれる銘柄。

ジョージのテーマ👇

👉 「日本式ボランティア企業は、値上げか、買収か」

その文脈では、
住友化学は最高の教科書銘柄📘🔥