マーケット分析 投資備忘録

1970年代・1930年代とよく似ている世界

― レイ・ダリオが示す「バブルの正体」と個人投資家の備え ―

ブリッジウォーター創業者レイ・ダリオは、
いつも感情を交えず、淡々と同じことを繰り返す。

それは「今が危ないから」ではない。
歴史は同じ構造を何度も繰り返すと知っているからだ。


🌍 各国は「お金が足りない」状態に入っている

ダリオは、先進国が直面している問題を3つに整理している👇

1️⃣ 増税
2️⃣ 歳出削減
3️⃣ 財政赤字の継続

だが、どれも簡単じゃない。

  1. 増税すれば富裕層は国外へ逃げる💸
  2. 歳出削減は弱い層を直撃する😰
  3. 赤字を続ければ通貨の価値が薄まる📉

👉 詰み気味の三択

英国で首相が短期間に何度も交代したのも、
この「どれも選べない現実」が背景にあるとダリオは言う。


💣 すべての法定通貨は「債務」である

ここが一番重要👇

すべての法定通貨は債務だ
債務が増えすぎれば、通貨は減価する

これは思想じゃなく、会計の話や。

  • 国債=借金
  • 通貨=借金の裏付け

だから👇
借金が増え続ける世界では、通貨の価値は薄まる

ダリオは今を
👉 1930年代(大恐慌)
👉 1970年代(スタグフレーション)
と重ねて見ている。


💰「富」と「お金」は別モノ

最近のダリオが強調しているのがここ👇

  • お金=使えるもの
  • 富=評価額にすぎないもの

株・不動産・暗号資産…
価格が上がれば「富」は簡単に増える

だが👇
💥 売って換金しない限り、富は使えない

現在👇
富 ÷ お金 ≒ 850%

👉 この乖離が大きすぎる状態が「バブル」


🧨 バブルはどうやって弾けるのか?

通常は👇

  • 金利上昇

  • 金融引き締め

だが今は👇

  • 債務が多すぎて引き締められない

  • むしろ緩和方向

そこでダリオが挙げている
現実的な引き金がこれ👇

🔥 未実現利益への課税(富裕税)

  1. 売ってない資産に税金
  2. 強制的な売却
  3. 連鎖的な下落

👉 これが起きれば
評価額で膨らんだ富は一気に縮む


📌 じゃあ、これはオレにどう役立つ?

結論👇
「当てにいく話」じゃない

これは👇
🧠 どう構えるかの話


🟡 ゴールドを買うべきか?

ダリオ自身は
👉 ゴールドを「保険」と位置づけている

清原式×個人投資家目線で言うと👇

  • ゴールド=
    ✔ 法定通貨の劣化ヘッジ
    ✔ 政策ミスへの保険

ただし👇
❌ 爆益を狙う資産ではない
❌ タイミング投資には不向き

👉 持つなら少量・長期


💵 それともキャッシュか?

ここが一番現実的👇

清原式では
🔥 暴落時に拾えるキャッシュが最強

  • バブルはいつ弾けるかわからない
  • でも弾けた時、現金は武器になる

👉
📉 下落=チャンス
📉 キャッシュ=攻撃力


🧭 まとめ(未来の自分へ)

レイ・ダリオの話は
予言じゃない、構造の確認や。

  • 債務は増え続けている
  • 通貨の価値は薄まる
  • 評価額だけの富は危うい

だから👇

🟡 ゴールドは「保険」として少量
💵 キャッシュは「主力弾薬」として確保
📉 暴落時に拾うのは
👉 清原式の資産バスケット銘柄

焦って動く局面じゃない。
構えて、待って、拾う

それだけで
多くの参加者と真逆に立てる。