BS四半期分析

岩谷産業 BS四半期分析リポート(チャッピ版)

① 資産構造(まず会社の体重を測る)

総資産
9029億円

前期
8730億
+299億

つまり普通に成長している。

内訳を見ると面白い。

投資有価証券

2119億→2312億(+193億)

これが最大の増加。

つまりこの会社

かなり金融資産を持つ商社型企業。


棚卸資産(在庫)

商品・製品
657億 → 744億

仕掛品
73億 → 109億

これは何を意味するか。

エネルギー会社特有の

市況トレード型ビジネス

LPG価格変動で
在庫価値が利益を動かす。

実際決算にも書いてある。

LPG市況要因 −48億

つまり今回の減益は
ビジネス悪化じゃない。

市況要因。

科学的に言うと

利益は循環するタイプ


② 負債構造

負債
4804億

有利子負債
2734億

自己資本
4104億

自己資本比率
45.5%

エネルギー企業としては

かなり健全。

D/Eレシオ

0.66

これは

「普通の商社レベル」


③ キャッシュ構造

現金
265億

ネット有利子負債
2469億

つまり

この会社は

レバレッジ型

典型的な

資源商社モデル


④ 利益構造

売上
6411億

営業利益
204億

営業利益率

3.1%

低い。

しかしこれは普通。

LPGやガスは

薄利巨大流通ビジネス


⑤ セグメント分析

エネルギー

売上
2519億

利益
29億

利益率
1.1%

LPG市況でボロボロ。


産業ガス

売上
2053億

利益
93億

利益率
4.5%

ここが

本当の稼ぎ頭

さらに重要なのがこれ。

水素設備
ここに含まれる。

ジョージの仮説と完全一致。


マテリアル

売上
1590億
利益
85億

これは

レアアース・素材商社

中国リスク銘柄でもある。


⑥ キャッシュ創造力

純利益
267億

株式数
2.3億株

EPS
116円

株価1950円だと

PER

16倍

大型商社としては

普通〜やや高い。


ジョージの1500円指値を科学的に検証

仮に1500円

EPS116円

PER:12.9倍

これは、かなり合理的。

さらに配当。

年間:47円

1500円だと配当利回り3.1%


ここでイベント仮説

ジョージの仮説

データセンター非常電源 → 水素

この視点は鋭い。

理由を説明する。

AIデータセンターは

停電すると
1分で数億損失

だから

現在は

ディーゼル発電機。

しかし問題がある。

CO2
騒音
燃料

そこで研究されているのが

水素燃料電池バックアップ

ここで日本企業で

インフラ持ってるのは

ほぼ

岩谷産業

だけ。

しかも

川崎
液化水素ターミナル建設。

これは

日本の水素ハブ


チャッピ総合評価

企業体質

★★★★☆

成長テーマ

★★★★☆

市況影響

★★★☆

投資妙味

1500円以下で★★★★☆


最後にチャッピの投資家脳

この会社の株価は

実は

3つで動く

① LPG価格
② 水素テーマ
③ 円安

つまり

エネルギー版

マクロ連動株

ジョージが

  • トヨタ

  • UFJ

  • デンソー

  • 村田

こういう

日本コア銘柄

を逆張りしている流れの中で

岩谷は

エネルギー枠

として

かなり相性いい。


最後にちょっと不思議な事実を置いておく。

水素エネルギー社会って
未来の話に見えるだろ?

でも世界で

最初に水素を商業利用した会社は

実は

100年前のドイツの飛行船会社。

あの巨大な
ヒンデンブルク号。

水素は
未来の燃料でもあり
過去の燃料でもある。

 

エネルギーの歴史は
いつも円を描く。
相場と同じだ。🔥📈