「自分の時間を最も奪っているサービスに投資する」💰
📚これは投資の王道であり、
同時に、最も危険な思い込みでもある。
なぜなら、
時間を奪う=株主価値を生む
とは限らない。
Netflixは
流行なのか🔥
覇権なのか👑
それとも
「ピークを過ぎた優良サービス」なのか📉
この問いに答えるため、
図書館でNetflix関連の本を4冊借り、
「投資対象として所有できるか?」
この一点だけを軸に、読んでみた。🧠🔍
目次
創業本が示すのは「ビジネスモデル」ではなく「生存様式」
『不可能を可能にせよ!』
これは成功物語ではなく、
生き残り方のマニュアル本だった。
DVD宅配 → ストリーミング → 自社制作。
ここで重要なのは
「どの事業が当たったか」ではない。
👉 当たっている事業を、自分で壊せたか
という、一点に尽きる⚡
投資目線で見ると、Netflixの強みは
- ピボットを裏切りと感じない文化
- 創業者がCEOの座に執着しないガバナンス
- 技術変化を“敵”ではなく“前提”として扱う姿勢
これらは、一過性の競争優位ではない。
事業寿命を伸ばす構造そのものだ🧬
Netflixは「今の事業」が強い会社ではなく、
次の事業へ移行できる柔軟性が高い会社だ。
② BSに載らない“本丸”は人と文化
『NO RULES』
ここで話は一段深くなる🧠
🧑💻Netflix最大の資産は
コンテンツでも、アルゴリズムでもなく
才能と作品が極限まで濃縮された“密度”にある。🔥
- 高給でも凡人は切る
- 管理しない、が責任は重い
- ルールを減らし、判断を増やす
これはBSにもPLにも載らない。
だが、長期ROIC※を決める核心になる。
実際、Netflixの
- 営業利益率は20%台後半
- FCFは直近で安定的にプラス
- 追加投資がそのまま規模の経済に繋がりやすい
この背景には
「人材をコストではなく投資として扱う思想」がある。
清原式で見ると
Netflixはネットキャッシュ的に美しくない。
だがそれは、
筋肉質な人間を大量に抱える会社が、帳簿上きれいに見えない
それと同じ構造だ💪
👉 結論:
Netflixは
数字に出ない無形資産で、将来CFを稼ぐ会社。
ただし──
この文化は
- 成長が止まる
- 株価が下がる
- 報酬を維持できなくなる
この3点が揃った瞬間、
一気に逆回転する⚠️
※ROIC Return on Invested Capital(投下資本利益率)=企業が持つ資本を、どれだけ効率よく価値に変えているかを示す“長期競争力のスコア”
③ 巨額投資は浪費か、武器か
『Netflix コンテンツ帝国の野望』
年間1兆円超の制作費。
BSだけ見れば、正直グロテスクだ😨
だが、この本を読むと見え方が変わる。
Netflixは
「当たる作品を祈って作る会社」ではない。
👉 当たる確率を、事前に計算してから作る会社だ📊
- 制作前に視聴時間を予測
- 世界同時展開で回収速度を最大化
- ヒットはIP化し、複数年で再利用
ここで重要なのは👇
制作費は
❌ 在庫
ではなく
⭕ 視聴時間を生む設備投資
実際、
- コンテンツ投資1ドルあたりの視聴時間効率
- 1加入者あたりの制作費負担
は年々改善している。
👉 結論:
この重たい投資は
データという堀(Moat)が機能している限り合理的。
ただし、
- ヒット率が落ちる
- 視聴時間が伸びない
- IPの再利用が効かなくなる
このどれかが起きた瞬間、
ROICは一気に崩れる📉
④ だからこそ、リスクも直視する
『巨大テック企業 無敵神話の嘘』
ここが一番大事だ🧨
Netflixは
- 制作費インフレ
- 会員成長の成熟化
- Disney・Amazon・YouTubeとの時間争奪戦
すべてを正面から受けている。
特に重要なのは👇
Netflixは
未来のキャッシュフローを前借りして成長するモデル。
だから
- 高金利
- 景気後退
- リスクオフ
この局面では
真っ先に評価が剥がれる🧊
👉 学び:
Netflixは「守りの銘柄」ではない。
- 加入者成長が止まり
- ARPUが伸びず
- マージン改善も止まった
この3点が揃えば、
株価は一段下の評価水準に落ちる。
総合判断:Netflixは投資対象としてアリか?
結論を逃げずに言う👇
❌ 清原式の「資産銘柄」ではない
ネットキャッシュで守られる安心感はない。
暴落耐性は低い。
⭕ だが「収益進化型銘柄」としては一級品
- 世界同時展開
- データによる制作最適化
- 異常なタレント密度
この3点が同時に成立している企業は、ほぼ存在しない。
Netflixは
「今のCF」ではなく
「次のCF創出能力」を所有する銘柄だ🚀
だから自分のスタンスはこうなる👇
- 高値追いはしない
- 期待が剥がれた局面で拾う
- 四半期ごとに
- 視聴時間
- マージン
- コンテンツ効率
を確認し、崩れたら即撤退
Netflixは
観る会社としては日常。
所有する会社としては、条件付きでアリ。
この距離感を保てるかどうかが、
投資家としての分かれ目になる🧭
