企業存続分析リポート

企業存続分析リポート:サンユウ「資産配当銘柄」

2025/12/25

再整理:2026/01/27

四半期ごとの動きについては「企業サイト分析リポート」を参照して下さい。

📌 銘柄概要と現状整理

日本製鉄系の磨き棒鋼や冷間圧造用鋼線(CH線)の2次加工メーカー、関西でトップシェア

派手さはないが、資産・配当・低評価が揃った典型的な清原式バリュー株。

👉 補足(2026/01/27)
現在株価は810円、時価総額は約49.3億円まで回復。
ただしこれは「評価された」というより、
市況不安が一時後退しただけの水準と整理するのが妥当。


📊 バリュエーション指標(超重要)

【当初】

  • PER:8.5倍
  • PBR:0.42倍
  • 配当利回り:3.57%
  • 時価総額:42.7億円

【現在】(2026/01/27)

  • PER:9.8倍
  • PBR:0.49倍
  • 配当利回り:3.09%
  • 時価総額:49.3億円

👉 評価の変化
割安さはやや薄れたが、
「割高」と言えるほどではない

数字だけ見ると「完成度の高い清原式銘柄」

👉 修正表現
「完成度は高いが、価格的な妙味は後退」


🧠 清原式スクリーニング判定

項目判定
PER10倍以下
PBR1倍以下
配当3%以上
時価総額20〜500億
信用リスク極めて低

📌信用倍率が出ていない=踏み上げもないが、投げ売りも起きにくい


🛡️ 財務分析(ここ超重要)

① 財務安全性(倒産リスク)

  • 鉄鋼業界の中では財務はかなり堅い部類
  • 過剰な借入なし
  • 自己資本比率は高水準51.9%(PBR0.42が物語る)

👉 倒産リスク:低

👉 補足(新)
清原式ネットキャッシュ整理では

  • 実質ネットキャッシュ:約17.4億円
  • 現在NC率:約35%

👉 財務の“壊れにくさ”は数値で確認済み


② 収益構造(PLの質)

鉄鋼業らしく高成長 ❌景気連動型 ⭕

ただし、価格転嫁がある程度効くが極端な赤字体質ではない

📌「儲からない年もあるが、死なない会社」


③ キャッシュ創出力(CF目線)

  • 大型投資は少なめ
  • 設備投資は更新中心
  • 配当を継続できている=CFは回っている

👉派手なCFはないが、枯れないタイプ

👉 現在の評価
CFは「伸ばすため」ではなく
事業を切らさないために使われている
耐久株としては正解の使い方。


④ 財務の方向性

  • 攻めない
  • 無理しない
  • でも削れない

👉典型的な“守り型・日本の中小製造業”


⚠️ リスク要因(1つに絞る)

 “唯一の本質的リスク”:鉄鋼市況の悪化

  • 鉄鋼価格下落
  • 建設・設備投資の減速
  • 中国市況の影響

👉業績は市況に逆らえない

ただし
📌すでに市場はそれを織り込んだ評価(PBR0.42)


🎯 指値3本の意味(かなり良い)

600円

  • PBR:約0.36
  • 利回り:約4%台
    👉 初動拾いゾーン

570円

  • 市況悪化懸念が強まった水準
    👉 本気で嫌われ始める価格

520円(本命)

  • PBR:約0.33
  • 配当利回り:5%近辺
    👉 **清原式“事故待ち価格”】【最強ゾーン】🔥

【2026/01/27 時点での再整理】

観測ライン:600円

  • 時価総額:約42億円
  • NC率:40%台
    👉 市場が明確に弱気に傾いたサイン

主力ライン:500円

  • 時価総額:約35億円
  • NC率:約50%
    👉 企業価値の半分を現金で買う世界

※1年前の会社四季報(秋号)で示されていた評価水準
👉 市場の記憶と財務価値が重なるゾーン🧠

❌ 570円・520円について

当初は心理的な刻みとして有効だったが、
現在は
👉 「状態が変わらない中途半端な価格」
として、優先度を下げる。


🧩 サンユウはどんな銘柄か?

  • 成長株 ❌
  • テーマ株 ❌
  • 話題株 ❌
  • 資産 × 配当 × 無関心

👉耐久株
評価されない前提で付き合う銘柄。


🔥 総合評価(清原式)

  • 👉 今は
    「分析を深めて、指値を研ぐフェーズ」

    上で買わない。
    下で慌てない。
    刺さらなくても問題ない🧘‍♂️

  • 600円以下 → ⭕
  • 500円 → ⭐⭐⭐⭐⭐

短期で跳ねる株ではない
でも、下で拾えれば“負けにくい株”

ジョージの👉「下値で拾って、時間を味方につける」
この戦略にかなり相性がいい1銘柄😎📘

✍️【追記:2026年1月6日】

現在値736円は上昇しているが、本銘柄の評価軸は変わらない。
この株は「上で追う銘柄」ではなく、「下で拾う銘柄」である。

したがって今は動かず、600円・570円・520円の3本指値を置き、市況悪化や投げ売りが来たときだけ淡々と対応する。

株価がそこまで下がらなければ、それは“買わなくてよかった”ということかな。

2026/01/27(新)
→ サイト分析と照合
→ 本銘柄は
「成長期待」ではなく「壊れにくさ」を買う銘柄
→ 指値は 600円・500円 に集約