ゴールドとシルバーは、なぜ初心者に向いているのでしょうか?
その理由は、これらの商品が持つ特性を理解すれば、初心者でも勝ちやすくなる点にあります。
特に、ボラティリティが大きいため、うまくいけば短期間で大きな利益を得ることが可能です。
このブログを読むことで、ゴールドとシルバーを得意商品にするための具体的な戦略を学び、一生涯の財産となるスキルを手に入れられるかもしれません。
目次
ゴールドとシルバーで必ず守るべき5つの必須ポイント
金銀相関とドル円逆相関を確認する
ゴールドとシルバーを取引する際には、これらの商品の相関性とドル円の逆相関を理解することが重要です。
以下の図は、左からゴールド、シルバー、ドル円の各4時間足チャートを示しています。
ゴールドとシルバーが相関し、ドル円が逆相関となっているのが分かります。
この関係性を理解することで、ゴールドとシルバーが上昇する時はドル円が下降し、その逆もまた然りであることが分かります。
ただし、ゴールドとシルバーがドル円に対して逆相関にならない場合は、エントリーを見送るのが賢明です。
ゴールドとシルバーがドル円に対して逆相関にならない場合はノー・エントリー。
金銀どちらが先行指標かを見極める
次に、ゴールドとシルバーのどちらが先行指標となるかを見極めることが重要です。
左がゴールド、右がシルバーのチャートですが、この場合、ゴールドが先行して下ヒゲをつけ、実体が短くなってきています。これに対して、シルバーはまだ下ヒゲがそれほど長くなく、今後ゴールドに追随する可能性が高いと考えられます。
ただし、上位足の動きや通貨強弱を確認し、根拠が強い場合のみエントリーすることが求められます。勢いがある方や根拠が強い方を選ぶことで、より高勝率な取引が可能です。
どちらが先行指標かを見極めるには①勢いがある方か②根拠が強い方を選ぶと当たりやすい。
ゴールドとシルバーの両方とも根拠があり方向も一致している場合は高勝率で勝てます。
ゴールドとシルバーを組み替えてエントリーすると、その時の先行指標の順位によって、ゴールドでエントリーしたり、シルバーになったりします。
金銀相関とドル円の逆相関は指値位置で確認する
ゴールドとシルバーの相関関係に比べると、ドル円との逆相関はそこまで精度が高くありません。なのでドル円が逆相関した根拠だけで頼りすぎるのは危険です。
そこで大切になるのが金銀のエントリーポイントと逆相関しているドル円のエントリーポイントがシンクロしているかということです(下記図参照)
具体的に説明すると、ドル円のエントリーポイント(赤丸)が近づき、ゴールドも同様にエントリーポイントに近づきエントリータイミングがシンクロしている場合は、非常に高い勝率が期待できます。
金銀が相関して、ドル円が逆相関している場合、ドル円のエントリーポイントを確認し、金銀のエントリーポイントと合えばロットを上げてもいい場面になります。
方向性を固定することで勝率を上げる
日足や週足でエントリーポイントを見つけた後は、その方向にエントリーし続けることで勝率が上がります。
ゴールドとシルバーは、一度伸び始めると一方向に進む傾向があるため、ロング主体の戦略をとり、落ちたら買うというスタイルが有効です。
他の通貨ペアに比べてゴールドとシルバーは一本気な性格なので伸びたら一方向へ進みやすい。
なので、ロングとショートをごちゃ混ぜにしてトレードしない。
ロングが主体であれば、落ちたら買う、落ちたら買うというやり方の方が勝率が高く利益額も大きくなります。
エントリータイミングはラインで測る
エントリータイミングを図る際は、意識されている高安のラインに対して押し戻りが発生するまで待つことが重要です。
サポートとレジスタンスの転換ポイントでエントリーすることで、最適なエントリーポイントを見つけやすくなります。
いわゆるサポレジ転換でエントリーするとベストエントリーになりやすい(上記図)。
最初慣れないとサポレジの場所が分からないと思いますが、左側の山に戻り高値や押し安値というポイントから平行線を引いたとこが該当します。
ゴールドとシルバーは、きれいなエントリーパターンを作らない場合も多いので、4時間足のサポレジ転換を意識することが重要です。
エントリーする際は、どのラインまで引きつけるかを明確にし、チャネルラインや斜めラインもエントリーポイントとして活用しましょう。
エントリーする時はラインからラインを意識し、どのラインまで引きつけるのかがポイント。
チャネルラインと斜め上下ラインも、ここで言うラインに該当するので、エントリーポイントとなります。
まとめ
最後に、ゴールドとシルバーの必ず守るべき5つの必須ポイントの確認です。
- 金銀相関ドル円逆相関になっているか
- 金銀のどちらが先行指標か確認したか
- ドル円逆相関の指値位置はシンクロするか
- エントリーを入れる方向は決めているか
- レジサポ転換はラインで測っているか
この5つ全部が該当するエントリーポイントは週に数回あるかないかですが、決まった時の破壊力はスゴイので是非覚えておいてください。
ゴールドとシルバーは、初心者にも向いている商品であり、これらの特性を理解することで高勝率な取引が可能です。
相関と逆相関を確認し、先行指標を見極め、方向性を固定してエントリーすることで、利益を上げるチャンスがあります。
また、エントリーポイントをラインで測ることで、確実なエントリーを目指すことができます。
ポイントは待つ=忍耐です。